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花粉症対策に空気清浄機を取り入れよう
花粉症が飛散する時期には窓を開けないようにしましょう。窓を開けると花粉が部屋の中に入ってきます。家の中には花粉を入れないようにするのが花粉症の対策の一つです。
とはいっても、窓を全く開けないのは空気の入れ替えができませんね。スギ花粉の場合には1カ月から2カ月間の長期間にわたるのでその期間窓を開けないというわけにもいきません。しかも、窓を開けなくても人が出入りする玄関から花粉が室内に入ってくることもあります。
室内の空気を入れ替えることができないときには、空気清浄機の使用をお勧めしますよ。せっかくのくつろぎの空間ですから安心してくつろげるようにしたいですよね。空気清浄機は花粉症対策を考えたものを選ぶようにしましょう。
空気清浄機を使うときには置く場所に注意してください。花粉は床にたまりますので空気清浄機は下の方に置きます。これがたばこの煙ならば上の方になります。また、エアコンの風の当たらない場所を選ぶようにしましょう。
お手入れはこまめにしてくださいね。フィルターが目詰まりしないようにこまめに掃除しておきましょう。お手入れを怠るとせっかくの空気清浄機の能力がフル稼働できないこともあります。取扱説明書をよく見てしっかりとお手入れしておきましょう。
できればリビングと寝室に2台用意すると快適ですよ。夜寝ている間に空気中に舞い上がった花粉が降りてくるのです。寝室にも置くとモーニングアタックと呼ばれる朝の鼻水や鼻づまりを解消できるかもしれません。
花粉症対策を民間療法で
花粉症の治療は、鼻水や鼻づまりや目のかゆみなどの症状を抑える対処療法と、症状が出る前に抑える予防療法、それに体質を改善する根治療法の三つがあります。根治療法は現在最も有効といわれる治療法ですが治療に長い時間がかかること専門としている医師が少ないなどの問題点があります。このほかには、漢方や鍼灸などの治療法もあります。
予防療法や対処療法で使われる飲み薬には眠くなるものが多く「鼻水やかゆみが治まるのはいいけれど眠いのがつらい」と訴える人もたくさんいます。薬に頼らず花粉症の症状を抑える方法はないものでしょうか。花粉症対策では民間療法と呼ばれるものがたくさんあります。
民間療法で代表的なのはお茶でしょう。シジュウム茶やべにふうき茶や甜茶をはじめいろいろなお茶が効果があると紹介されています。お茶のほかにシソやレンコン、トマト、ヨーグルトなどにも効果があるといわれています。効果があるといわれているものがジュースやサプリメントなどに加工されて売られています。
民間療法は科学的な根拠のあるものから体験的に聞いたというものまでいろいろです。すべての人に効果があるとは限りません。しかし、長年にわたって花粉症にはコレといわれているものはそれだけ効果のある人が多いということではないでしょうか。自分に合った民間療法を探して花粉症対策を行ってみてもよいと思います。
花粉症の治療
花粉症の治療にはどのようなものがあるのでしょうか。現在おこなわれている主な治療を見てみましょう。
花粉症治療で最も一般的なのは対処療法です。対処療法というのは、花粉症によって鼻水や鼻づまり、目のかゆみなどの症状が出ている人に対し行われる治療です。「鼻水を止めたい」「目のかゆみを何とかしたい」というときに薬を使って症状を和らげる方法ですね。病院で処方される薬のほか薬局に売っている飲み薬や点鼻薬、目薬などもこれにあたります。対処療法で主に使われる薬に抗ヒスタミン剤とステロイド剤があります。抗ヒスタミン剤の特徴はくしゃみや鼻水、かゆみに対してすぐに効くということです。即効性があるのが魅力ですが、眠くなるのがデメリットです。抗ヒスタミン剤にもいろいろあり、古いタイプのものは特に眠気が強くるので車の運転や機械の操作などをする前には飲まないようにしましょう。ステロイド剤は点鼻薬に使われています。鼻にさしシュッとひと噴きするタイプの薬ですね。薬では対処できないほど症状が悪化してしまった場合にはレーザーなどで鼻の粘膜を焼く手術を行うこともあります。手術はいくつかの方法があります。
現在主流になりつつある花粉症の治療法が予防療法です。予防療法とは花粉症の症状が出る前から薬を飲みはじめるものです。治療には抗アレルギー薬が使われます。抗アレルギー薬は本格的に症状の出る2週間前から飲むとよいといわれます。そして、シーズン中はずっと飲み続けます。抗アレルギー薬には安全性の高い薬でシーズン中にわたって飲み続けても副作用の起こることはほとんどないのですが、ひとつだけ眠気があります。どうしても眠気が強い場合には医師に相談して薬を変えてもらいましょう。
花粉症の治療にはもうひとつ根治療法というのがあります。根治療法は体質を改善し花粉症を治してしまおうというものです。治せるものならば治したいという人も多いと思いますが、現在根治療法として行われている減感作療法は長い時間と根気が必要な治療です。花粉症の原因となる抗原エキスを少しずつ体に入れていき抗体をつくるというものです。週に1〜2回のペースで抗原エキスを注射しだんだんとその間隔を開けていきます。少なくとも2〜3年くらいは続けなければならない治療です。患者の状態に合わせて治療を進めていかなければならない療法ですが専門に行っている医師が少ないのも現状です。
花粉が本格的に飛散する前に対策を
スギ花粉の飛散がそろそろ始まる時期になりました。早いところではすでに確認されているところもあるそうです。本格的な花粉の飛散が始まる前に早めの対策を行いましょう。
今年は昨年より花粉の飛散量が増えるといわれています。しかし、これも住んでいる地域によって違うので自分の住んでいる地域の飛散量の情報を手に入れましょう。花粉症の症状は去年出たからと言って今年も出るとは限らないものです。花粉の量が少ないと出ない人もいます。反対に、今までで症状がなかった人でも今年突然花粉症の症状に見舞われることもあるものです。発症のメカニズムはコップにたとえられます。人はそれぞれ大きさのコップを持っていて、このコップに花粉が蓄積されあふれた時にくしゃみ・鼻水・目のかゆみなど花粉症の症状が出るのです。花粉症にならないためには花粉がコップからあふれないようにすることです。花粉症の症状がいままでに出たことがなくてもスギ花粉をたっぷり吸うようなことは避けた方が賢明ですね。
花粉症の人は症状が出る前に病院に行くことをおすすめします。鼻水やくしゃみや目のかゆみなどの症状があらわれる前に薬を飲みはじめたほうが軽くて済むようです。
この時期は年度末も近く忙しい人も多いと思いますが、睡眠を十分にとってストレスをためないよういしましょう。ストレスをためないことも花粉症対策の一つです。また、バランスのとれた食事を心がけ、食生活が偏らないように気をつけましょう。
べにふうき茶やしじゅうむ茶、シソジュースや甜茶など、花粉症対策に取り入れている人は早めに用意しておきましょう。また、花粉症用のマスクやメガネなども用意しましょう。症状が出てから慌てないようにあらかじめ対策グッズをチェックしておくと安心ですね。
花粉症対策のために花粉のことを知ろう。
花粉症といえばスギといわれるほどスギ花粉症患者は多いですね。スギ花粉症患者が多いのは、戦後に材木の供給を目的として成長の早いスギをたくさん植えたのですが海外からの輸入が増え必要がなくなったために成長したスギが大量の花粉を飛ばしていること、スギ花粉の飛散よりが数十キロに及ぶことだと考えられています。たとえばヨモギやカモガヤのような雑草の花粉は100メートル程度しか飛ばないので群生している狭い地域では患者数が増えますが、都会までは飛んでこないので患者数が大きく増えることがないのです。
日本の花粉症の70%がスギによる花粉症だそうです。しかしほかにも原因となる植物があるので紹介しましょう。
アカシア、アカマツ、アブラナ属、アフリカキンセンカ、イエローサルタン、イタリアン・ライグラス、イチイ、イチゴ、イチョウ、ウイキョウ、ウメ、オオバコ、オオバヤシャブシ、オオブタクサ、オリーブ、カナムグラ、カモガヤ、キク、クリ、クルミ、クロマツ、グロリオサ、ケヤキ、コウヤマキ、コスモス、コナラ、サクラ、サクランボ、除虫菊、シラカバ、スギ、スゲ、スズメノカタビラ、スズメノテッポウ、スターチス、セイタカアキノキリンソウ、ツバキ、テンサイ、ナシ、ナデシコ、ネズ、バラ、ハルジオン、ピーマン、ヒノキ、ヒメガマ、ヒメスイバ・ギシギシ、ブタクサ、ブドウ、マキ属、ミカン科、モモ、ヤナギ、ヤマモモ、ヨモギ、リンゴ
これら原因植物の花粉のほかに、果物で発症する場合があります。果物の場合には、くしゃみや鼻水・鼻づまりや目のかゆみといったものではなく、口やのどがかゆくなったり腫れたりするのです。果物を食べた後に口の中がイガイガしたり、かゆくなったりするならばその果物のアレルギーということが考えられるので食べない方がいいでしょう。最悪の場合には呼吸困難で命の危険があります。
花粉症を予防するには花粉に触れないことが基本です。花粉を避けるためにも花粉がたくさん飛ぶときを知りましょう。スギ花粉の場合には、お天気が良く気温が高い日、雨が降った後の晴れた日、乾燥して風が強い日に花粉が多くなります。一日のうちでは、スギ林のそばでは夜が明けた頃、都会では気温が上昇し花粉が飛んでくるお昼頃、昼間舞い上がった花粉が気温が下がるとともに地上に降りてくる日没後に多くなります。花粉が最もピークを迎えるのは住んでいる場所によって違います。サクラ前線と同じように南の方が早くピークを迎えだんだんと北へあがってゆきます。また、スギの多い山のそばと、都会ではピークの時間が違います。自分の住んでいるところがいつ花粉が多いのか知って対策を立てましょう。



